一週間
久々に会社へ行った。いつもと違う場所で仕事をすると、それはそれで捗るものだ。…会社に行ってそんな感想が出てくるくらい、リモートワークが僕の生活スタイルに定着してきているのかもしれない。
とにかく仕事をして、急いでご飯を食べて、だけど仕事のことでぼうっとした不安を抱いているので味にもあまり意識がいかなかったり、泥のように眠って起きて、それからコーヒーを飲んで無理やり頭を叩き起こす、そんな一週間だった。
テレビもほとんど見なくて、社会の出来事を知る術は日経新聞電子版の通知と、ツイッターぐらいだった。最近はいろいろな人の訃報に触れる。テレビで見たことがある人の死のニュースを聞いて、驚いた。
死はぼんやりと怖い。自分に希死念慮があるわけではないのだけど、自分と死との距離感が本当はあまり良くわかっていないのではないかというところが怖いと思うようになった。
訃報によせてまさか…というコメントを多く見かける。死を考えているだなんてことは、どんなに側で見ていても、窺い知ることはできないのかもしれない。と同時に、自分こそ自分の死というものがどれほど近くに迫っているのか、というのも自覚ができないのかもしれないなと感じた。
自分をちゃんと意識的に甘やかしていかないといけないな… 午前2時まで仕事をしている場合ではない。明日は少し遅めに起きて、コーヒーをゆっくり飲んで、ジョギングをして、そういうのんびりした休日にしたい。