団地の中から

人間の“場所”について考えるブログです

団地#02 新檜尾台第二次住宅

 団地マニアなんだろうか、と思うけど、おそらく僕は団地マニアではない。

 身近にあり、団地で暮らすことが僕にとってのスタンダードなので、他の団地マニアのように何か萌えのようなものを団地に見いだすことはない。

ただ団地は僕にとって特別だということだ。

 

 大阪府の南のほうにある、新檜尾台第二次住宅を訪れた。

ここは賃貸ではなく、分譲の団地だ。

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関西弁で語りかけてきそうな手もみのリスがいた。

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丁寧に補修がされているためか、1979年築という古さは感じない。

むしろかなり綺麗な外観をしている。

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横顔美人な感じ。

こうして見ると、庇が意外に薄くスタイリッシュな印象を受ける。

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ふむ。

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 ゾウが散歩しているぞう!

 

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おそらくこういったプランターは、住人が自発的に作ったのだと思う。

暮らしを豊かにしたいという想いが表れていて良い感じ。

分譲だからということもあるが、暮らしを楽しみ、賑わいを共有するというのは団地特有の温かみのような気がする。

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珍しい6階建ての棟があった。

メゾネットタイプの団地かな?中に入ってみたいと思ったが、ぐっとこらえた。

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この日は珍しく雪が降ったので、

こんな作品もあった。

良い団地だなと思った。